「感冒」 と「皮膚の風邪」
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簡単な説明 

最も分かりやすい日常経験する疾患:「砂かぶれ皮膚炎

皮膚科医が稀?に経験するイボの自然治癒

風邪(感冒)の症状
呼吸器などに感染した主にウイルスに対する排除反応
皮膚の風邪の症状
皮膚のウイルス性イボなどに対する排除反応
  • 発熱
  • 頭痛
  • 喉の痛み
  • クシャミ
  • 鼻水
  • 鼻づまり
  • 関節痛
  • 筋痛
  • 倦怠感
  • 寒け
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 腹痛
  • 角化性隆起(乳頭様のことが多い)
  • 赤み(紅斑
  • 痒み
  • 粉がふく、皮剥け(鱗屑
  • ブツブツ(丘疹
  • 皮膚が厚くなり硬くなる(角化
  • 水を持ったブツブツ(漿液性丘疹
  • 水膨れ(水疱)
  • カサカサ(乾燥肌)
  • 血管拡張と増加(酒さ)
  • 紫斑
  • 色素沈着(炎症後色素沈着
  • 痒疹
  • 脱毛*
  • 白斑*

 

感冒とは、喉・鼻・気道・血液・血液で増えた
ウイルスの排除を目指して炎症(
自然治癒反応)が起きて現れる症状です。
全ての症状が同時に揃うわけではありません。
重症度、時期、
個人差があります。例えば、微熱と少し喉が痛い程度の場合もあります。
喉の痛みと鼻づまりで発熱しないこともありますし、少し怠くて腹痛だけのこともあります。

皮膚のウイルス性疣贅(いぼ)の排除反応として炎症も角化性隆起のみで痒みがないこともありますが、
逆に紅斑と痒みが目立って後期に痒み赤みが減ってから角化性隆起が現れることもあります。
     

 
イボの自然治癒 イボの形態(shape)について イボとイボウイルスのサイズの比較 病名とは
                
ウイルス性イボの増殖や占拠又は圧迫の関係を疑っています。

 

病像が揃わない皮膚病の例(帯状疱疹)

 

 

 

原因 80〜90%がウイルスで多く
200種類以上あります。
症状の重いインフルエンザウイルスのみ直接効果のある
薬やワクチンで対応しています。
その他の風邪ウイルスは特定も殆ど行われず
症状の対処療法のみです。従来は、安易に解熱剤を使っていましたが、近年治療方針が変わって来ています。
解熱剤へ 漢方は違う方向からも治療しています。

 

原因ウイルスは、特定出来ていませんが、
皮膚にいるウイルスの数が増えると排除反応が起こる
原因ウイルスは、
HPVの可能性が最もあります。  
一般に角化性隆起のみの場合は、
「液体窒素療法」など
免疫賦活療法が行われますが、紅斑と痒みなどの場合は、ステロイドなど免疫抑制的治療が行われます。
免疫抑制を行っても免疫抑制に打ち勝って
自然治癒が進んで治癒する場合もありますが、
かえって長引く場合があるので
治療方法を検討する必要があります。

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