第63回日本皮膚科学会中部支部学術大会(2012/10/19)
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A1, 短期間治癒群は、殆ど白癬菌の単独の感染だと考えています。 |
A2, 1か月で軽快しましたが完治にはいたりませんでした。 |
A3, 残念ながら培養は、行っていないので不明です。 顕鏡像では、カンジダの可能性は十分あると思います。 |
A4, 免疫力の強さ・感染部位・併発症の有無・季節や病期などが影響して病像にバラエティがあるだと考えています。 |
A5, 殆どの抗真菌がOTCで市販されている為か、顕鏡の陽性率は、年々減少しています。 これからは、ますます水虫様皮疹に対する治療が重要になると思います |
A6, 参考)詳細はHPのページを見て下さい。 |
A7, 顕微鏡の発明は、1590年頃のオランダで発明したとされています。像は、倒立して写っていました。 17世紀までは、顕微鏡の倍率は最高でも150倍ほどだったといわれています。 19世紀になってから複数のレンズを組み合わせて現代の顕微鏡が確立しました。倍率も6〜700倍まで向上しました。 19世紀末には、光学顕微鏡のほぼ限界まで性能が向上しました。その後、照明、偏光などの照明の工夫でさらに発展しました。
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A8, KOH(+)もKOH(-)も夏期に増加します。白癬菌の至適温度は約25〜27℃ですのでが、 真菌側の影響よりも季節で変動する人間免疫力のが影響してこの両方の年間の増減に関係していると疑っています。 |
A9, 人間が地球くらいの大きさだとして大ざっぱに比較すると表皮(皮膚の外側の薄い層)の厚さは地殻の厚さに相当します。 地球の地殻は、変化に富んでいて山・山脈・丘・盆地・渓谷も峡谷もあります。 地球の地表にはエベレスト山級の山は珍しく普段よく目にする山は、殆どがそれ以下の高さの山です。 _普段いぼと言っているのは、富士山の様に珍しい形の超巨大なものであり、普通のいぼと言っているのです。 皮膚表面には普通のいぼより遥かに小さいく、種々の形のいぼが沢山存在する可能性があると考えています。 |
A10, 湿疹も水虫様皮疹と同様に皮膚の防御反応で起こっている可能性があると考えているからです。 湿疹に適応のある漢方薬は比較的多く以下のものがあります。 湿疹・慢性湿疹・急性湿疹に保険適応のある漢方薬:越婢加朮湯・十味敗毒湯・消風散・治頭瘡一方・温経湯・柴胡清肝湯・当帰飲子があります。 |
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