第75回日本皮膚科学会東京支部学術大会
真菌検査陰性者の水虫?
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発表内容
真菌以外で発症する水虫様が存在する
可能性があると推測しています。
真菌検査陰性者の治療の試みは、
上記2項目は、次回別の学会で発表の予定です。
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発表内容
水虫=真菌症が現在医学の常識ですが、
これは比較的新しい話で、
欧米では1910年頃から、
本邦は1918年頃からです。
水虫薬=抗真菌剤が定着しています。
抗真菌剤は目覚ましく発達しました。
短期間で治療効果を発揮する患者がいる
一方、長年抗真菌剤を使用しても、
治癒しない患者がいます。
水虫は夏に増加して、
冬に減少すると言われています。
当クリニックの検鏡結果では、
水虫疑い患者は、陽性者だけではなく、
陰性者も夏期に増加していました。
陰性率は半数以上でした。
水虫の歴史・抗真菌活性・統計・治療経過から、
真菌以外で発症する水虫様が存在する
可能性があると推測して考案を提示します。
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