幼児期から学童期の子供の頬に出来て、最初は少し赤かったり褐色だったりしますが、
徐々に細い粉(鱗屑の一種)を伴う白い斑として見えます。
しかし、尋常白斑とは、色の抜け方や辺縁が明らかに異なります。
多くの例は、成人になる頃には自然治癒します。
殆どの例は、自覚症状がありませんが、痒みを伴う例は、
アトピー性皮膚炎・湿疹皮膚炎の軽症例の可能性もあります。
顔以外に頚部や身体に出来ることもあります。
成因
炎症後角化症に依る角質の付着が光を乱反射して白く見えているものと思われます。
治療(私見)
痒みを伴わないHPV感染の弱い自然治癒反応だと思います。
免疫系の完成する春思期ころに自然治癒するので殆どの例は放置して良いのですが、
場合によっては弱いステロイド・保湿剤・グリチルリチン軟膏・などの
塗り薬や液体窒素治療法が必要な例もあります。
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