熱傷の初期治療(1日目)、炎症を早期に止め組織の障害を少なくします。
家庭で出来ることは、すぐに冷やすこと(1時間位)です。早期に医者に行くことが大事です。
最初の数時間が予後を決めることになります。
熱傷の中期治療(2日目以降)1日目でも推測はできますが、
深さがはっきりするのは2日目以降です。
深さに合わせた医師の指示に従いましょう。
皮膚が出来る(上皮化する)までは、入浴時に濡らすのは避けましょう。
上皮化までは、皮膚を保護する必要があります。
水泡(水脹れ)が出来た場合は、2説あり
ますが、どちらでもいいとされています。
私は、潰れにくい水泡は出来れば、3日後位してから取ります。
潰れたらすぐに全てを取り処置をします。
水泡が出来た場合は、熱傷二度なので適当に処置すると長引きますので専門家に相談しましょう。
表皮が取れているので表皮が再生(1週間程度)するまで入浴時には濡らさないことが大切となります。
範囲が広い場合は、入院治療が必要です。
特に幼児や老人は、電解質バランスがくるいやすいので十分気を付けましょう。