アトピー性皮膚炎に対するクラオプロの効果/臨床的データー収集3-6

典型的な経過の一例です。データー収集3からは、出来るだけ写真とマイクロスコープを撮り始めました。実際のデーターは下段にあります。
ただし、写真撮影とマイクロスコープ施行には、時間が必要なので混雑時には、
無理なので完璧なデーターは、余り取れていません。
 コメント

経過データが24週に達したのでupしました。39週までは通院し軽快傾向でしたが、現在通院が中断中でその後の経過不明です。、経過の写真とマイクロスコープ像はありません。

アトピー性皮膚炎の罹患期間
ステロイド叉はプロトピックの使用歴
35年
有り
経過の評価法
データーの記載方法 SCORADで行っています。 

全般改善度(SCORADで評価)

クラオプロ合計(回数)

クラオプロ 充足率
1回/週=100%

21
84%

グラフ

*汗の後で悪化する。**間隔が空いて悪化した。***十味敗毒湯内服開始した。****整体後に急速に悪化したがその後、急速に軽快した。*****市販のパントテンサンを内服した。

痒みの推移(VASで評価0〜10:患者さんの自己評価)
不眠の推移(VASで評価0〜10:患者さんの自己評価)
写真
マイクロスコープ

 初診 2007.3.16

38才 女性 

他の皮膚科でアトピー性皮膚炎として治療。ステロイドと保湿剤で安定していたが、悪化した為、ネットで当院を見つけて来院しています。

本人 アトピー性皮膚炎/アレルギー鼻炎/喘息

花粉症で悪化した既往あり

家族歴

なし

検査結果:5/11ー8週目
アトピー素因*
危険因子**
ポイント 3
ポイント 0
ステロイドの総処方量 g
痒み止めの総処方量 日数
70g
56日
  

その他、治療

当クリニックで使用中の非ステロイドの4種全て効果が無なかった。抗真菌剤の内服も著効は示さなかった。
患者さん自身で漢方・サプリメントを飲んでいます。

経過


*アトピー素因:気管支喘息・アレルギー鼻炎・アレルギー結膜炎・アトピー性皮膚炎(花粉症はアレルギー鼻炎叉アレルギー結膜炎として換算)

**危険因子:糖尿病・癌・尋常性疣贅・伝染性軟属腫・単純性疱疹・帯状疱疹

本人は1ポイント  2親等以内の家族は0.5ポイントとして計算した。

 

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