単純性ヘルペス(単純性疱疹)= 口唇ヘルペス 熱のはな  
今までの質問と答え 病名を探せ!ヘルペス
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ヘルペスの原因はウイルス(ヘルペスウイルス1又は2型)で皮膚や粘膜から接触によって体内に潜入します。
口唇ヘルペスは主にヘルペスウイルス1型と言われています。
このウイルスに感染してもすぐには発病せず神経細胞の中に「潜伏感染」します。
体力が落ちたり、身体の抵抗力が低下したりした時(ハードな仕事、風邪、スキー、日焼けなど)に発病します。
20代で60〜70%、50代以降ではほぼ100%の人が、潜伏感染していると言われています。
多形浸出紅斑の最も多い原因とも言われています。

このページは、「単純性疱疹(ヘルペス)」ですが・・・ヘルペスと呼ばれる病気が2種類あります。
帯状疱疹・(帯状)ヘルペス」もヘルペスと呼ばれます。
                         
皮膚病の主な病因生物の種類と大きさ比較

2型は、性器ヘルペスで有名ですが・・最近、性風俗の乱れによって入り乱れていると言われています。

症状

1型は、口の周囲と鼻孔、目の周囲に出来ることが多く、稀に体にも出来ます。
2型(陰部ヘルペス)は、陰部に出来ます。初期には、ムズムズする前駆症状が多く、
皮膚には、痛痒くわずかに赤みのある斑として始まり、水泡になります。
その後、やぶけて痂疲ができ一週間〜10日で色素沈着を残して治癒します。
同じ場所に再発することが多くあります。
初期感染では、発熱・リンパ腺の腫れがあることもあります。


治療
  1. ゾビラックス(200)錠を朝、昼、おやつの時、夕、夜寝る前に5回/1日の5日間、内服します。
    かなり高額な薬ですが保険が利いて数千円位です。
    バルトレックス錠が効能拡大で使用可能です。
    1回1錠1日2回で5日間の内服の済みます。負担が少し軽くなります。
    保険の関係で、抗ウイルス剤は、軟膏・飲み薬の両方を同時に処方することが出来ない県が多いので
    私は内服を優先して処方しています。
    ムズムズする前駆症状が出た時点で内服をすると水泡が出ないで済むことがあります。
  2. ゾビラックス軟膏、アラセナA軟膏の外用はヘルペスに対する抗ヘルペスウイルス剤なので効果があります。
  3. 5日から1WEEKを過ぎると壊れた皮膚に細菌感染が起こることるがあります。
    この場合は、抗生物質の軟膏の外用が必要になることがあります。

    最も有効なのは、前駆症状の間に飲み薬を始める方法です。
    潜伏しているウイルスを追い出すことは出来ないので、上手く付きあっていくしかありません。
    ゾビラックス内服でコントロール出来るはずですが、
    ゾビラックスは、市販薬がでましたが処方箋がないと保険なしではとても高額な薬です。

  4. ワクチンの開発も行われていますが・・・実用化はまだまだ先です。
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関連した病気

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    皮膚に初めて感染した時に起こります。高熱と頭痛を伴って湿疹は病変の上に急速に拡大します。
    自然な再発やプロットピックの副作用としての再発もあります。早期の治療が必要です。
    以前は、死亡率が10%位ありました。
    皮膚病の主な病因生物の種類と大きさ比較
  • 陰部ヘルペス 主にヘルペスウイルス2型で起こると言われています。抗ヘルペスウイルス剤は、同様に効果あります。
  • 多型滲出紅斑 ヘルペスの最も多い原因と言われています。

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