ヘルペスの原因はウイルス(ヘルペスウイルス1又は2型)で皮膚や粘膜から接触によって体内に潜入します。
口唇ヘルペスは主にヘルペスウイルス1型と言われています。
このウイルスに感染してもすぐには発病せず神経細胞の中に「潜伏感染」します。
体力が落ちたり、身体の抵抗力が低下したりした時(ハードな仕事、風邪、スキー、日焼けなど)に発病します。
20代で60〜70%、50代以降ではほぼ100%の人が、潜伏感染していると言われています。
多形浸出紅斑の最も多い原因とも言われています。
このページは、「単純性疱疹(ヘルペス)」ですが・・・ヘルペスと呼ばれる病気が2種類あります。
「帯状疱疹・(帯状)ヘルペス」もヘルペスと呼ばれます。
皮膚病の主な病因生物の種類と大きさ比較
2型は、性器ヘルペスで有名ですが・・最近、性風俗の乱れによって入り乱れていると言われています。
症状
1型は、口の周囲と鼻孔、目の周囲に出来ることが多く、稀に体にも出来ます。
2型(陰部ヘルペス)は、陰部に出来ます。初期には、ムズムズする前駆症状が多く、
皮膚には、痛痒くわずかに赤みのある斑として始まり、水泡になります。
その後、やぶけて痂疲ができ一週間〜10日で色素沈着を残して治癒します。
同じ場所に再発することが多くあります。
初期感染では、発熱・リンパ腺の腫れがあることもあります。