貨幣状湿疹
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環状の湿疹(丸い形の皮膚炎)で少し汁が出る赤茶色の皮膚炎でかゆみを伴います。形がコインによく似ているので貨幣状湿疹(お金に似ている皮膚炎)と呼ばれている。皮疹の出来方は、1個だけ出来ることもありますが、ほぼ全身にとびとびにいくつも出来ることもあります。関連あるもの、ブドウ球菌に対するアレルギー皮膚炎と言われています。良く似ているものに「感染性皮膚炎」(外国の教科書にある病名ですが日本では一般的には使われていません)があります。拗らせると、身体に散布疹(小さいブツブツが、たくさんでき、急に広がる)が、出来たり自家感作性皮膚炎になったりします。出来やすい場所は、下肢、背中、手背などです。治療;抗物質や坑菌剤の入ったステロイドの外用とかゆみ止などの薬が有効です。
抗菌剤(グリメサゾン・フシジンレオ)とステロイド合剤が、効果があります。 治療に反応が悪いときは、下地に尋常性疣贅(いぼ)が隠れていることがあります。両者は合併しやすい皮膚病です。
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