水痘 chicken pox=水疱瘡 

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水痘は、1〜5才までに多く、成人はあまりかかりません。
6月頃から小流行することがあります。通常は、高熱が出て全身に皮疹が多発します。
皮疹の特徴は、水泡と赤い斑・ブツブが顔などを含めて多彩に、左右非対称性に出ることです。

予防接種していても発症することはありますが、高熱が出ることは少なく皮疹の出方も大変軽く、
虫刺されと間違えて来院することがあります。
予防接種をしていると経過も軽く、痕を残さないで治癒する人が多いようです。

もし、成人になって発症すると、高熱と皮疹もひどく入院して点滴(抗ウイルス剤など)
をする必要がある場合もあります。

 

治療

ワクチンを接種しても発症することがありますが、症状は軽く、痕も残りにくい傾向があります。
高熱の時は、解熱剤が必要なこともあります。
成人は保険の適用外(子供は保険の適用があります。)ですが、
帯状疱疹のと同じ抗ウイルス剤が効きます。
外用薬は、カチリと呼ばれる半液体で乾燥すると固まる軟膏で、
覆いをして拡大を防ぎます。外用薬も理論的には効果がありそうですが、
抗ウイルス剤の付け薬の方が効果がありそうですが、保険上同時には処方出来ません。

子供に飲み薬をのませるコツ

日常生活 治癒するまでは、通園・通学は出来ません。通常、1週間程度の登園が出来ません。

関連疾患 帯状疱疹

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