アトピー性皮膚炎に対するクラオプロの効果/臨床的データー収集2

典型的に経過の一例です。データー2収集までは写真撮影は行っていません。データー収集3からは写真を撮り始めました。
実際のデータは下段にあります。
 

初診時:3.8才 女児1.5才から 他の皮膚科でアトピー性皮膚炎として治療。プロトピック・ステロイドで軽快せず。ステロイド恐怖症があり。イソジン消毒・強酸性水などの治療歴あり。
ネットで当院を見つけて遠方(神奈川県の別の市から30km位)から来院。尋常性疣贅既往あり。

家族歴

父:アトピー性皮膚炎・喘息・尋常性疣贅あり

母:花粉症・尋常性疣贅

    

皮疹の推移
痒みの推移

ステロイドの処方量/g
痒み止めの処方量/日数
 

 

総合的なグラフ

上記の棒グラフはクラオプロの施行状況です。初期は1週に1度ペースで来院していましたが、症状の軽快と遠方(直線距離で30km位)からなので、ペースが落ちています。1度26日間隔が空いて、更に風邪気味の為悪化した後は、来院ペースが回復しています。

治療当初からステロイド軟膏・抗ヒスタミン剤の使用は激減し、悪化時に一時的に処方量が増えましたが、最近は処方していません。

実際のデーター
 データーの記載方法

初期値を1として、明らかに半分以下に減少場合を0.5と表しています。10分1でも0.5となり、全く消失で初めて0と記載してあります。
両側にある場合は、2と記載してあります。

                         皮疹の経過

痒みの経過

 

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