TCAピーリング生じた顔面に生じたイボ 

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 自分自身でTCA(トリクロル酢酸)ピーリング行って生じた顔面に生じたイボ

左頬



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初診時 疣として治療開始


6週後 クライオプロと漢方治療 中

コメント
この例は、自分自身で深達度の深いTCAピーリング行なつた極端な例ですが、安易なピーリングは、イボ発生の危険があります。この例は極端な例ですが、軽症例も存在します。

発生頻度が高くない理由の推測

対象年代が抵抗力の比較的高い年代(思春期〜40歳位まで)なので比較的に安全な年代です。
病院で行う場合、通常皮膚を安定させる為にト
レチノイン*:ビタミンA酸(イボの治療として使われています)を含む軟膏を外用するので、発生が抑えられている可能性があります。

危険な人

尋常性疣贅(イボ)・軟属腫摘除(水イボ)ヘルペスなどが出来やすい人・アトピー性皮膚炎・手荒れ・脂漏性皮膚炎・湿疹などの人

危険因子

家族・本人に糖尿病・癌などがある抵抗力の弱い家系

危険要因

喫煙・多飲(アルコール)・睡眠不足・不規則な生活・過労・ストレス

 

 

*トレチノイン(レチノイン酸)は以下の作用として期待され使用さえれています。

1. 角質を剥がす。
2. 表皮の細胞を分裂・増殖させ、皮膚の再生を促します。 (約2週間で表皮が置き換えられるとされています。)
3. 皮脂腺の働きを抑え、脂の分泌を抑えます。
4. 真皮のコラーゲンの分泌を高め、皮膚の張り、小じわの改善をもたらします。
5. 表皮内でのヒアルロン酸などの粘液性物質の分泌を高める。

 

 

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