化膿止め(抗生物質)
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抗生物質名 |
主に皮膚 |
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アミペニックス |
淋菌・梅毒など |
発疹・ペニシリンシック・下痢など |
ペニシリン系とセファム系は、同じβラクタム系の抗生物質なのでアレルギーが出ると交差感作があることがあります。 |
サワシリン |
溶連菌感染症 |
発疹・ペニシリンシック・下痢など |
消化菅での吸収率が改善されています。 |
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ユナシン |
膿痂疹・毛嚢炎・せつなど |
下痢・発疹 |
合成ペニシリンβラクタム分解酵素を阻害する薬を含んでいます。 |
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ケフレックス |
膿痂疹・毛嚢炎・せつなど |
下痢・発疹 |
第一世代 |
ケフラール |
膿痂疹・毛嚢炎・せつなど |
下痢・発疹 |
第一世代 |
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オラセフ |
膿痂疹・毛嚢炎・せつなど |
下痢・発疹 |
第二世代 |
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セフゾン |
伝染性膿痂疹・化膿・二次感染 |
下痢・発疹 |
第二世代1日3回ですが、ドライシロップが美味しいと評判す。 |
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バナン |
伝染性膿痂疹・化膿・二次感染 |
顆粒球減少症・下痢・発疹・ショック |
第三世代で1日2回ですが、ドライシロップが苦いと評判です。 |
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フロモックス |
伝染性膿痂疹・化膿・二次感染 |
下痢・発疹 |
第三世代。1日3回ですが、ドライシロップが美味しいと評判す。 |
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ファロム |
抗菌活性領域が広い。 |
下痢・ショック |
ペニシリン系・セファム系から発展した新しい系です。 |
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ミノマイシン |
尋常性ざ瘡 |
めまい |
類天疱瘡にも使用されます。(保険適応外) |
ビブラマイシン |
尋常性ざ瘡 |
消化管潰瘍 |
飲んですぐ寝転がると危険です。 |
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(耳鼻科で長期投与されることがあります) |
エリスロマイシン |
マイコプラズマ肺炎など |
吐き気・むかつき |
古い薬で内服の回数が4〜6回/日なので余り使用されません。 |
ルリッド |
尋常性ざ瘡 |
上記の副作用が少ないとされています。 |
長期投与で酒さ用皮膚炎にも効果があるとの報告があります。 |
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クラリス クラリシッド |
紅色陰癬 |
上記の副作用が少ないとされています。 |
回数が2回/日なので使用しやすい薬です。 |
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ジスロマック |
膿痂疹・毛嚢炎・せつなど |
上記の副作用が少ないとされています。 |
3日朝1錠内服で1週間効果あります。 |
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ニューキノロン系 |
クラビット |
泌尿器系に強いが、抗菌活性が強く広いので嫌気性菌も効果あり、クラミジアなどにも効果があります。 |
頻度は低いが過敏症・中枢神経障害・下痢など |
子供に適応がありません。 |
カチフロ |
抗菌活性がさらに広い好気性菌も効果あります。 |
頻度は低いが過敏症・中枢神経障害・下痢など |
最近の開発された肺炎球菌・マイコプラズマなどへの抗菌力が強化されています。 |
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カナマイシン |
結核・野兎病 |
めまい、耳鳴り、腎障害などの頻度が高い |
通常は殆ど使用されません。 |
抗菌剤 |
ホスミシン |
病原性大腸菌O-157の薬として有名です。 |
肝障害 |
最も小さい抗生物質でアレルギーを起こし難くいとされています。 |
ダラシン |
皮膚・皮下組織の感染症 |
下痢、偽膜性大腸炎を起こす可能性あり |
他の抗生物質の効果が無い場合にも効果を示すことがあります。 |
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バンコマイシン |
MRSA感染症 |
腎障害 |
MRSA*に対する最後の切り札です。 |
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MRSA*とは、Methicllin(セファム系)にresistant(抵抗性)の
Staploccus
aureus(黄色ブドウ球菌)の略です。
メチシリン以外にもの殆どの抗生物質に耐性(効かないこと)なので重大な感染症の原因になります。
院内感染で死亡することもあります。
皮膚科では、MRSAに依る伝染性膿痂疹(とびひ)が問題です。
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抗生物質や抗菌剤は日々新薬が出来ているのでこのページに記載されていないものも沢山あります。
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