ジベル薔薇色枇糠疹(ジベルばらいろひこうしん)
pityriasis rosea Gibert
 

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今までの質問と答え
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原発疹(はじめの皮疹)が、出来てから7〜10日で急速に身体に拡大一端拡大した方は、拡大が止まります。
顔に出来ることは少なく、
20〜30歳台の人に多い傾向があります。
皮膚の病気で内蔵病変を伴いません。
もしくは、原発疹が出来てから身体に
クリスマスツリー状に卵円形落屑性紅斑ができます。
経過は、
4〜8週間で自然消退します。一般的には、再発はしません。
原因は、ウイルス性の感染症が考えられますが確証はありません。
ヒトヘルペスウィルス7型?の関連が疑われています。
皮膚病の主な病因生物の種類と大きさ比較
見た目は、
派手ですが慌てる必要はなく、
時間が経つと痕も残さず消えてなくなります。
痒みを伴う例もありますが稀です。
でき方は
個人差がありでバラエティーがあるため診断に苦慮することもあります。

ウイルスの関与がありますが、あまり感染性は強くなく、集団発生や明らかな伝染の報告はありません。
臨床的にも感染の経験はありません。実際にうつる心配をする必要はないと思います。

注意:皮疹と症状が非典型例の場合は、
梅毒バラ疹が最も似ているので血液検査が必要な場合もあります。

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