031611010214112115
妊娠の時期と薬剤の影響
月数 1 All or non 薬の影響が残らない時期 妊娠2ヶ月が最も問題
の法則
3〜4ヶ月では性分化への影響などがある。
例)抗ヒスタミン(日本では抗アレルギー剤と呼ばれているものを含みます。)と妊娠
-アメリカ合衆国FDA妊娠分類よりの抜粋- アメリカ合衆国(以下USA)では,
FADの妊娠分類に基づき、抗ヒスタミン薬を以下のように評価されています。(米国では薬物は食物と同じFood
annd Drug
Adiministration(FAD)がコントロールしている)。妊娠投薬基準は、表の用に分類されており、その分類に沿って抗ヒスタミン薬の評価を行なってものが表2です。
**Content 2nd fomat for labeling
for human prescription drug:clarfication of effectine:Fed
Reg 1980;45:32550
Schtz M ,Hoffman CP,Zeiger RS et al:Allergy:Princtice,CV
Mosby 938,1998
各種抗ヒスタミン薬(日本では抗アレルギー剤と呼ばれているものを含みます。)の
動物実験結果およびFDA分類の抜粋 表2
薬物名 主な日本での製品名 動物実験(副作用)* FAD分類(表1参考) クレスタチン タベジール - B クロル
フェニラミンネオレスタミン - データなし ジフェン
ヒドラミンレスタミン
似たものポララミン
(d-マレイン酸
クロルフェンヒドラミン)- B ヒドロキシジン アタラックス + データなし トリプロリジン エントラ - データなし セチリジン ジルテック - B フェキソフェナジン アレグラ + C ロラタジン クラリチン - B アゼラスチン アゼプチン + C オロパタジン アレロック + C *Physicians` Desk Reference.MMontyale,NJ:Medical Econnomics.1999
当科では図からも分かりますが、抗ヒスタミン剤には「A」の薬はありません。
妊娠している場合は、飲み薬をビタミン以外は、
出来るだけ使用しないで月数が進んでからどうしても必要なときに限り
「B」ランクの薬を使用することにしています。
蕁麻疹(じんましん) 用語 Top ちかかね皮膚科